聖書信仰-牧師と教会の責任

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聖書は神の御ことばです。神は、私たちが御心を理解できるように、人間の言語で書かれている聖書を与えてくれています。「聖書に基づく教会形成」という信仰、「聖書は誤りない神のことばである」という信仰から、聖書信仰という概念が生まれたと思われます。しかし、聖書信仰と言う概念が独り歩きしてクリスチャンの間に混乱を招いているように、管理人には思えます。

聖書信仰という概念の問題点

聖書は、神の御心を理解するための道具とも言えます。道具というと、不謹慎と思われる方はいるかもしれませんが、手段といってもいいでしょう。聖書を悪用する人もいます。聖書を多く引用していれば、その牧師は正しいに違いないなんて法則などありません。その最たる例が悪魔です。悪魔であるサタンは、イエス・キリストを誘惑したとき、聖書を引用しました。

次に、悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて、言った。「神の子なら、飛び降りたらどうだ。『神があなたのために天使たちに命じると、あなたの足が石に打ち当たることのないように、天使たちは手であなたを支える』と書いてある。」イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』とも書いてある」と言われた。(マタイ4章5節ー7節)

悪魔は詩篇91篇11節―12節を引用して、キリストを誘惑しました。このように、聖書を本来の目的とは違う誤った方法で使われてしまうこともあるのです。説教壇に立っている人が聖書を引用していれば、それで正しい事を言っていると鵜呑みにしてしまうことはないでしょうか。これは大きな落とし穴です。聖書信仰と言う名のもとに、牧師・伝道者が話す時、どのような危険性があるのでしょうか。牧師・伝道者が神の御ことばから話す時、牧師・伝道者には明らかな責任があると思います。

牧師・伝道者の責任 聖書を正しく解き明かす

あなたは、適格者と認められて神の前に立つ者、恥じるところのない働き手、真理の言葉を正しく伝える者となるように努めなさい。(2テモテ2章15節)

牧師は神の御言葉から話しますが、その真理の言葉を正しく解き明かす責任があります。意図的に聖書を悪用する牧師先生はいないですが、誤った解釈をして真理の言葉を歪曲して伝えている可能性は十二分にあります。この記事を書いている管理人も含めてです。だからこそ、牧師と呼ばれる人は、神の御前でも会衆の前でもへりくだる必要があります。間違った聖書の読み方も参考に。

使徒パウロは次のようにテモテに命じています。この言葉は、21世紀に生きる牧師先生方にも語られています。

神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背け、作り話の方にそれて行くようになります。しかしあなたは、どんな場合にも身を慎み、苦しみを耐え忍び、福音宣教者の仕事に励み、自分の務めを果たしなさい。(2テモテ4章1節ー5節)

上記の聖句の前半は、テモテに対する命令ですが、後半はその理由が述べられています。ここに牧師の言葉を聞いている人たち、会衆と教会の責任があると思います。

聞く人たちである教会の責任 聞いた言葉を吟味する

牧師先生の言葉を鵜呑みにしてはいけません。人の話を鵜呑み?も参考に。どんなに偉い先生であっても人間に過ぎません。間違いは犯します。だから、神に対して正直に自分と向き合い、聖書を学ぶ必要があると思います。裁きの日に、「この大先生が言っていましたから信じていました」という言い訳は、主イエス・キリストの御前では通用しないでしょう。主よ、主よと呼ぶ者がすべて救われるわけではないからです。一人一人が、神の御言葉を吟味し自分自身を吟味して、神と向き合う必要があります。耳の痛い言葉でも聞く必要があります。気分を良くするだけの聖書メッセージだけ聞いているのであれば、要注意ではないでしょうか。

まとめ

神の御言葉を端から端まで学んでいたユダヤ人教師たちは、見事に神の御心を見逃していました。聖書を神の御言葉と信じるだけでは十分ではないのです。一人一人が聖書を読む責任を負っています。いずれ、私たち一人一人が、神の裁きの座に立ち自分のことを申し開きをしなければならない時が来ます。そのためにも自分自身で聖書を読み、神の御心を祈り求めましょう。クリスチャンの人生の師、人生の先生は、主イエス・キリストだけという信仰を持つ方が、聖書信仰よりも大切だと管理人は思います。

読者の皆様の上に、主イエス・キリストの尊い愛が注がれますように。

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